病院での受診を考えるべきとき


 

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傷口が広い・深いとき、出血が止まらないとき、傷口の汚れが洗浄で取れないとき、異物が深く刺さっているときなど、前述した応急処置がうまくいかないときは、病院を受診してください。 また、傷用パッドを貼っていても傷口が化膿してしまうこともあります。けがをした数日後に、傷口の痛み、腫れ、赤み、熱感などがあれば、受診した方がよいでしょう。

 

けがの他にも、頭やお腹、胸などを強く打っている場合、「ボーっとしている」「受け答えがはっきりしない」など意識障害が出ている場合は、緊急度が高いため急いで受診してください。 受傷直後ではなく遅れて症状が出現することもあるので、数日は子どもの観察を続けておきましょう。目に見えるけがだけにとらわれず、子どもの様子を全体的に観察することが大切です。

 

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