学校選択制は賛成派が過半数!


学校のシステムについて様々な意見がありますが、中でも目を引いたのは保護者の希望を受けてから抽選で学校を決める「学校選択制」について。

 

ネット上では「学校の施設や評判によって決められるのはいいね!」といった声もあれば、「生徒数が少ない学校が生まれるのでは?」「生徒の家があちこちに散らばるから、先生の家庭訪問が大変になりそう」という声も。

 

現在、学校選択制の是非についてはどちらが多数派なのでしょうか? 品川区が以前実施した「品川区の教育政策に関するアンケート調査」では、“品川区の学校選択制についてどう思うか”と質問。50.1%の人は「良い制度だと思う」と答えましたが、「どちらかというとやめた方がよい」「やめた方がよい」といった回答も合計12.7%ほど寄せられています。

 

また“子ども(孫)に選びたい小学校のタイプは?”と質問したところ、最も多かったのは22.9%の人があげた「学級数に関係なく家から近い学校」。2位は19.7%で「各学年2学級程度の児童数が中程度の小学校」、3位には18.5%の支持を集めた「各学年3学級以上の児童数が多い小学校」がランクイン。

 

学校選択制が今後どのように広まっていくのかも注目したいところ。子育て世代の意見が反映されたシステムに変わっていくといいですね。

 

文/牧野聡子

参照/品川区「品川区の教育政策に関するアンケート調査」