妻たちから「産後、夫としたくなくなった」という話はよく聞きますし、ある意味では「仕方ないこと」だと思います。
とはいえ、長引かせたりこじらせたりすると、夫婦の関係に深刻な亀裂が生じる可能性もある大問題。
「したくない」理由の3つのパターンから、このとき夫婦に起こっている問題を紐解きます。
「行為自体したくない」場合
iStock.com/Rawpixel
育児疲れや睡眠不足で体力が残っていない、ムダ毛の未処理やボディラインの崩れで裸を見られたくない、など「物理的な要因」が夫婦生活の妨げになることはあります。
でも、夫婦生活に積極的になれない多くの原因は、
妻の「精神的な要因」に変化があったこと…子どもの「母親」になったことが大きく影響します。
子どものことを常に気にかけていて「そろそろ泣きだすかも」「終わっても寝ていられないな」などと考えてしまい、
行為に集中することが難しくなります。
上の空ではやはり、気持ちよくはありませんよね。体力が削られるうえに、気持ちよくも楽しくもなければ
「したい」と思わなくなるのも当然です。
とはいえ、この
心境を夫にそのまま伝えることは、夫婦仲にとってよいことはありません。
「睡眠不足で疲れすぎている」「育児で体力が残っていない」など、あくまでも「
いまは万全の体制ではない」という点を、強調して伝えるといいと思います。