教えなさすぎor教えすぎていないか?
大前提として、「1回で覚えて」「1回聞いたことは2度と聞かないで」「見て覚えて」は避けましょう。非効率な上に、相談なしで勝手に何でも進めるようになる恐れがあります。
かと言って聞かれてすぐ教えるようでは、部下は自分で考える・解決する力を身につけることができず、いつまでたっても自立できません。
質問や相談をする時に、「私は●●と思っているのですが、いかがでしょうか?」と自分の意見を添えることを習慣づけさせましょう。その際、なぜその考えに至ったかの理由や根拠も合わせて聞きましょう。
自分の頭で考えた上で相談・判断ができることは、一人前になるための第一歩です。
自由とフォローのバランスが大事
部下に任せることはとても勇気が必要ですよね。しかし、ある程度「自由裁量」がなければその人なりの工夫や発見、失敗、成功、そこからつながる成長は望めません。
失敗に恐れずチャレンジできる機会を与えることで、部下の仕事へのモチベーションも変わります。どこまでなら任せられるか、見極めが肝心です。
しかし、自由なまま放置しておけばいいというものでもありません。見守りつつも必要な時は手助けし、仕事の成果が出た後はフィードバックまで行いましょう。 その時も結果だけで判断せず、プロセスも通して評価、改善点の洗い出し、良かったところはきちんと褒めるようにしましょう。
日頃の行いが積み重なり、信頼関係が生まれます。一方的に話すのではなく、部下と対話し、任せ、見守りましょう。
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