3年以内にやめてしまう理由は「上司との関係性」?
実際に3年以内に退職してしまう人は、何が原因でやめてしまう場合が多いのか気になるところ。
以前一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は「新卒3年以内に仕事をやめた男女」を対象にアンケート調査を実施しています。
「どうすれば退職を回避できたと思いますか?」と尋ねたところ、「上司との良好な関係(28.2%)」が第1位。次いで、「適切な叱られ方(22.6%)」「労働時間の改善(20.0%)」「給与面の改善(16.9%)」と続きました。
同調査では「新卒4年目以降でも在籍している男女」に“退職を回避できた理由”も質問しています。3年以内にやめた人たちと見ているポイントは違い、「同僚との良好な関係(31.9%)」がトップに。他には「上司との良好な関係(14.3%)」「給与面の改善(10.9%)」などがランクインしました。3年以上勤務している人は、“同僚との関係性”を重要視することが明らかに。
退職する理由は人によって様々ですが、決断をする時は悔いのない選択を心がけたいですね。
文/長谷部ひとみ
参照/一般社団法人日本アンガーマネジメント協会「新卒3年以内の離職に関して、怒りに関する調査結果」https://www.angermanagement.co.jp/press_release/pr20170324