おしゃれな食材のイメージがあるアンチョビー。日本ではまだ身近ではないという方が多いかもしれませんが、うまみが強く、いつもの料理へのちょっとしたアクセントにおすすめな食材です。そこでアンチョビーの栄養についてや、アンチョビーを使ったレシピをご紹介したいと思います。
実は栄養価の高いアンチョビー
アンチョビーは、カタクチイワシの内臓と頭をとったものを1ヶ月以上塩漬けにし、オリーブオイルに漬けたものです。そのため、カタクチイワシに含まれる栄養がそのまま入っています。
たとえば、記憶力や集中力の維持や抗アレルギー作用、中性脂肪低下作用があると言われているDHAやEPA。カルシウムの吸収をサポートするビタミンD、糖や脂肪の代謝に働きかけるビタミンB2、皮膚や粘膜の健康維持に必要不可欠なビタミンA、骨や歯の構成成分であるカルシウム、肝臓での胆汁生成をサポートするタウリン、記憶や気分に関係するドーパミンやセロトニンの原料となるチロシンなど。
特にカルシウムが豊富です、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも含まれているため、吸収率も良い食材と言えるでしょう。ただし、塩分量が高いので使用量は適宜調節するようにしてくださいね。