中国といえば太極拳や野菜中心の食事など、健康的なイメージがありますよね。しかし現在は、人口のおよそ1億人が“太りすぎ”の状態に。今年9月に放送された『世界まる見え! テレビ特捜部』(日本テレビ系)では、中国のダイエット方法が紹介されました。

 

ダイエットキャンプの光景はまるで軍隊!?


中国では食の欧米化が進行しており、若者の肥満が国内で問題視されています。同番組に登場したのは15歳のドゥシュワイ君で、6歳の頃から肥満児。肥満対策のためにダイエットキャンプに行くことになりましたが、「美味しいものが食べられないなら、生きてる意味が無くなっちゃうよ」と気が進まない様子です。

 

キャンプに向かう車内で、「実は僕(キャンプ参加は)今回で2回目なんだ」と明かすドゥシュワイ君。前回の40日間にわたるキャンプでは20kgも減量したものの、家に帰るとすぐ痩せた分の体重が元通りになりました。彼の父親も100kgを超えており、“私のようにはなってほしくない”という思いから参加費60万円を支払ったそうです。

 

キャンプ場に着くや否や、強面の教官に迎えられ体重測定を実施。ドゥシュワイ君の体重は93kgと、理想より約30kgもオーバーしていました。キャンプの参加メンバーが揃うと、早速元兵士の教官たちから檄が飛ばされます。「左向け左!」「前へ進め!」といった指示に従って進むのは、弱冠12~16歳の少年たち。一体どのような訓練が行われるのでしょうか?