スマートフォンの普及率は年々増加中。既に「子ども専用のスマートフォンを買ってあげた」という人も多いのではないでしょうか? 先日子どものスマートフォン利用に関するデータが発表されたので、結果を見ていきましょう。

 

小学6年生の約2割がスマホを所持!


今年9月に株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所は、「ケータイ社会白書 2019年版」を公開。“スマートフォンとケータイのどちらを利用しているか?”とたずねたところ、83.5%の人が「スマートフォン」と回答しました。去年の調査結果では72.6%にとどまっていたので、スマートフォン利用者が急激に増加している様子が見て取れます。

 

“子ども専用として所有するスマホ・ケータイの種類”についてもアンケートを実施。小学6年生のスマートフォン利用率は22%、中学3年生では64%という結果になりました。続いて“子どもにスマートフォンを持たせた理由は?”と聞くと、約半数の保護者が「緊急時に子どもと連絡がとれるように」と回答。

 

一方で子どもにスマートフォンを使わせることに、不安を抱える保護者も多いようです。同調査は「子どものICT利用の心配事」をリサーチ。「使いすぎに関する心配事」をあげた保護者は約9割、「ネットでのコミュニケーションに関する心配事」という回答は7割以上を占めました。