ママ友に悩みを相談するとき、一呼吸おいて考えて欲しいことがあります。それは「自分の言葉は相手にどう受け取られるだろうか?」というもの。なぜなら受け取る相手によっては、それが自慢話と捉えられてしまう可能性があるからです。今回はそんな、意識の自慢が生んだトラブルのエピソードです。
■私の肩が凝る理由(まどかさん/30歳/事務員)
数人のママ友とランチをしていたときのこと。私は昔から肩こりがひどく、左右の肩を揉んだり、首を回したりするのが癖になっていました。その日も無意識に揉んでいたのでしょう、ひとりのママ友から「大丈夫? 疲れてるの?」と聞かれました。 それに対し、な〜んにも考えずに「違うのよ~。私、胸が大きいでしょ。ブラ紐の重みで肩こりがひどくて…」と返答。一瞬、その場の空気が変わったように感じましたが、そのときは特に気にしていませんでした。 ランチ会も解散となって帰り道、普段から仲のいいママ友が追いかけてきて、こう言われたんです。「あれさー、胸の話はよくないよ。彼女、貧乳で悩んでるんだから。すごい顔してたよ」と教えてくれました。 「悪いことをしてしまった」と後悔しましたが、もうどうすることもできません。それ以来、発言をするときは(誰も傷つけることはないか)と、考えてから話すようにしています。