妻としては絶対に許すことのできない「夫の浮気」。それが露呈したときの夫の態度しだいで、妻が「本当に許すか許さないか」はだいぶ変わってくるようです。いさぎよく認めて謝った夫を「今回はすべて許そう」と思った妻たち、それほど寛容になれるものでしょうか? 当時の状況をお聞きしました。
■目の前で清算した旦那を信じる(優子さん/28歳/介護士)
以前から旦那の浮気を疑っていました。でも確証もないし、妻の直感でなんとなく怪しいと思っているだけで、ずっともやもやしていました。そんなとき旦那の〝小さな嘘〟に気づいて。「飲み会じゃなくてどこに行ってたの?」と聞いてみたんです。 浮気だと確信していたわけではないのですが、旦那は「ごめん」と浮気を白状し、謝ってきました。最初は信じられなかったし信じたくもなくて、「もうこの人とは終わりだ」と思ったんです。でも「本当にごめん」と涙目で訴えてきて。 そして「もう彼女とは別れる」と言って、目の前で相手に電話をかけたんです。「申し訳ないと思っていたし、別れる気だった。バレてからでごめん」と。きっぱり別れ話をする旦那の姿を見ていると、本心から言っていると思いました。 もう不倫はしないという言葉も信じられたので、今回に限ってはすべて許すことにしたんです。それからは私も、旦那に対する冷たい態度を反省し、いまは夫婦円満にやっています。