家ではきちんとしつけていても、人前で子どもを叱るのは難しいものです。「怖い人だと思われそう」「虐待だと思われていないか」と、周りの目が気になってついつい子どもに甘くなってしまい、しつけに影響が出ることも。しつけに悩むママたちに、現状をお聞きしました。

 

 

■「怒らない人」というイメージの呪縛(真帆さん/29歳/秘書)

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私はほんわかとした性格で、これまで周りから「怒っている姿が想像できない」と言われ続けてきました。でも、ここにきて人生最大の難関に直面しています。それは「人前で息子を叱れない」ということなんです。 息子がいけないことをしたら、もちろん家でも外でも同じように叱らなければいけないとわかっています。でも、いったん外に出ると「こらっ…」と言いかけたところで、「怒っている姿が想像できない」という、あの言葉が頭をよぎってしまうのです。 ふだんの自分の姿が「嘘」なのではありません、怒る私だって私。でもどうしても「本性はそういう人なんだ」と思われてしまうのが怖くて、「もー、ダメでしょ…」なんて、ユルユルな叱り方になってしまいます。 そんな甘い叱り方では、息子は当然ながら言うことを聞きません。単純に「叱れない母親」になっているのも嫌なのですが、それ以上に「怒らない人」というイメージの呪縛から抜け出せずに悩んでいます。