<あなたの「貯金習慣」その結果は!?>
CHECK 0~4個の人 貯まる生活とは縁遠い浪費タイプ
出費への意識が薄く、あるだけ使ってしまうあなた。まずは家計のムダを自覚するところから始めよう。
CHECK 5~8個の人 貯金意欲はあるが結果が出ないタイプ
お金の収支が把握できず、せっかくの貯金を切りくずすことが。貯金の専用口座の開設を準備してみては。
CHECK 9~12個の人 漠然とだが貯められているタイプ
目標や期日が明確になると、貯める意欲がさらにアップする。家族内でも家計について話し合おう。
CHECK 13~16個の人 貯金習慣が身についているタイプ
お金に対する意識が高く、ムダのない家計が実践できているはず。この調子で貯金習慣の継続を!
<それでも家計のムダが減らない人のためのタイプ別8つの処方箋>
お金とのつきあい方をこじらせ、お金が逃げていくばかりな家計のために、〝貯まる処方箋を用意しました。家計のムダが出る代表的な8つの症状も、これで改善できるはず!
家計管理が「めんどうだな」という人は…
ムダだと思う費目だけ
メモしてみるのも手
家計管理の目的はお金の流れを把握し、ムダな出費をおさえること。全費目の支出計算ができない場合は、浪費しがちな費目のみをメモするだけでも、家計は大きく改善されます。そのほうが、成果が見えるのも早く、貯金意欲アップにつながることも。
「浪費グセ」が直らない!という人は…
「お金を使わない日」を
月に3日ほど設ける
このタイプの人は自分の意志でお金をコントロールする訓練が必要です。効果的なのは、1円も使わない日をつくること。必要がなければお金を使わなくても平気だと実感できれば、お金に振りまわされることなく、手元の金額に応じて最適な行動を選べるようになります。
気づけば「貯金をくずしてしまう」人は…
キャッシュカードのない
「貯金専用口座」を作って
自分にちょっぴり甘いあなたには、お金を引き出せないしくみをつくることが、貯金成功への近道です。必要なのは、キャッシュカードがない貯金専用口座。ATMで気軽にお金が引き出せなければ、貯金に手をつけることがなくなり、自然と貯まっていくはずです。
「貯金する余裕がない」とお悩みの人は…
「格安SIM」「ふるさと納税」…
ムダが減る方法をひとつ身につけよう
時間に追われる共働き家庭にとって、情報不足も貯金できない要因です。格安SIMやふるさと納税、カーシェアリングなど、生活レベルを変えずに家計の出費をおさえるサービスは続々ふえています。ひとつ実践するだけで、家計は大きく改善され、貯金する余裕が生まれるはず。
「カード払い」で収支管理が難しい人は…
「ブランドデビット」を使えば
支払いのタイムラグを防げる
クレジットカードは引き落としまでにタイムラグが生じるため、予算管理が複雑になりがち。そんな方は「VISA」や「JCB」が付帯したデビットカードの利用を。加盟店で利用できるうえ、使用したら即時引き落としされるので、お金の流れが容易に把握できます。
口座がふえすぎて「お金の流れが不明」な人は…
「メイン口座」「サブ口座」「貯蓄用」の
3つに整理しよう
独身時代のものも含め、夫婦の口座がふえすぎて収支が把握できないタイプは、口座を3つに絞りましょう。給与受け取りや生活費を管理する「メイン口座」と「貯蓄用口座」に加え、急な出費に備えた「サブ口座」があると、家計管理はスムーズになります。
「夫が協力的でない」と嘆く人は…
あえて大きな予算の管理をまかせ
やりくりする習慣を覚えてもらおう
浪費グセがあるからと、日割り計算で夫にお金を渡すのは逆効果。大きな予算を管理してはじめて、やりくりする意識が身につくものです。レジャー費や外食費の支払いもまかせることで、家族を支えている気持ちも芽生え、家計管理に積極的になるはず。
「貯金の適正額がわからない」人は…
未就学期でも月収の6分の1を貯金しよう
出産前の金銭感覚で貯金額を設定していると、将来の教育費や老後の費用が心配です。保育料など、家計が苦しい未就学期でも、月収の6分の1は貯金にまわすのがセオリー。必要な貯金を確保したうえで、そのほかの費目を見直してみましょう。