「御仏前」と「御供」の使い分けをできる人は少ない!?


そもそも「御仏前」とは、どのような意味なのでしょうか?“仏前に供える金品に記す言葉”と言われていて、四十九日の忌明け以降に用いることが多い模様。香典袋などの表書きとして「御仏前」を利用するのが一般的です。

 

中にはお金を包む以外に、“菓子折り”や“果物”などを持ってくる人もいる様子。品物の場合は「御仏前」ではなく、「御供」としてお供えするのがベターのようです。ネット上の声を見てみると、「御仏前」と「御供」の使い分けを理解できていない人がチラホラ。「今までは全部『御仏前』って書いてた。親戚の指摘で初めて知ったけど、『御供』という言葉があったのか…」などのコメントが寄せられていました。

 

一方で「お葬式など多くの人が集まる時は別だけど、実家に帰省するくらいならそこまで気にしなくていいでしょ」「家族のことなので、そこまで厳密に守らなくていいと思う」との声も少なくありません。

 

ちなみに、四十九日までの期間は表書きを「御霊前」と記します。法事に関するマナーは細かく決められているので、不安な人は事前に確認しておくのがおすすめですよ。