関東で紅葉といえば箱根は見逃せない


箱根の紅葉と言えば、数ある紅葉スポットの中で一番最初に紅葉を見られる芦ノ湖ではないでしょうか。芦ノ湖周辺は車や徒歩で散策するのもいいですが、遊覧船から紅葉を見るのも新鮮です。 遊覧船から見る大パノラマの紅葉は、心地良い風に吹かれながらゆっくり眺めることができます。天気が良ければ富士山を望むことができますよ。

 

次におすすめなのは歴史を感じられる長安寺です。1356年に創建されて、本堂は屋根や壁以外建築された当時のものと言われていますし、同じものはない五百羅漢と呼ばれているたくさんの石仏も見られます。 五百羅漢は今も制作され続けられていて、行く度に新しい五百羅漢が見られるかもしれません。

 

紅の紅葉とは違った趣の、黄金色が一面に広がる仙石原台ヶ岳のススキ草原も秋におすすめのスポットです。かながわの景勝50選、かながわの花100選の一つで、箱根カルデラの金時山や乙女峠等が目の前に広がり、広大な風景を一望できます。仙石原でしか見られない景色をぜひ堪能してください。

 

箱根には紅葉スポットがたくさんありますが、少しずつ見頃が違うので観光協会のホームページなどをチェックしてお出かけください。

今しか見られない景色を子どもに贈ろう


目に鮮やかな紅葉や、一面の黄金色、緑と紅のコントラスト等、秋にしか見られない風景こそ、子どもに見せてあげたいですよね。また、忙しい日常から少し離れて美しい景色を眺めるのは親にとっても癒やしの時間に。 週末に少し遠出して、紅葉を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

文/小野寺香織