①いびき対策グッズを試す

インターネットで検索すると、さまざまなショッピングサイトでいびき対策グッズが販売されています。 よく見かけるのは以下のような商品です。

 

・マウスピース:口にはめることで気道が広がり、呼吸しやすくなる ・ノーズピン:鼻に装着することで鼻腔を広げ、空気の通り道を作ることで鼻呼吸が楽になる ・あご固定サポーター:顔に装着してあごを固定することで、口が開かなくなり鼻呼吸にする

 

まずはグッズに頼ってみるというのも手段のひとつではないでしょうか。

 

②飲酒を控える

アルコールはあごや喉の筋肉をリラックスさせてしまうため、いびきをかきやすくしてしまいます。毎日晩酌をする習慣のある場合は、控えてもらいましょう。 どうしても飲みたいという人には、「ノンアルコール」のビールやカクテルを!

 

③耳栓をする

耳栓をして眠るのは苦手という人もいるかもしれませんが、最近は違和感のあまりないタイプの耳栓も発売されているよう。いくつか試してみて、自分の耳にぴったりフィットし、朝までつけておけるタイプが見つかれば、ストレスの軽減に繋がるかもしれません。

 

④夫が寝る前に寝る

「夫が寝る前に先に寝る」、これが一番手っ取り早く簡単で、すぐに試せる対策です。 もちろん、夫よりも先に眠ったとしても、いびきの音に目が覚めてしまう可能性もあるかもしれません。しかし簡単に試せるので、ぜひ一度やってみてください。


⑤病院で検査をしてもらう

実はいびきの原因のひとつに、病気が関係していることもあります。それが「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と呼ばれるもので、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。

 

気道の空気が止まった状態が10秒以上続く場合「無呼吸」とされ、それが一晩7時間の睡眠中に30回以上、あるいは1時間に5回以上あれば、「SAS」と診断されます。

 

症状としては、いびきの他に、

 

 

・いびきが止まり、大きく深呼吸をしてからまたいびきをかき始める

・息が止まる

・息苦しそうにする

夜中にむせて起きる

・起きた時に寝汗をかいている

・朝起きても疲れが取れていない

 

などとなっています。「SAS」は、高血圧、心不全、糖尿病などのさまざまな生活習慣病との合併症を引き起こします。 気になる場合は、速やかに病院を受診したほうがよいでしょう。

 

夫婦で熟睡できるようにいびき対策を始めよう


たかが「いびき」、されど「いびき」。隣で眠る妻もつらいですが、一番は本人がつらいのです。 上記も参考に、夫婦でぐっすり眠れる日がくるといいですね。

 

文/吉本まり