ママ友が集まると必ず始まるのが、お互いの夫や子どもや仕事、家や洋服に至るまで…褒めて謙遜してまた褒めて、という光景。もはや、この〝お約束〟で会話が成り立っていると言っても過言ではありません。もしこのお作法に背いて「正直に受け答え」したら…少々勝気な3人のママが、やってくれちゃいました!

 

 

■「褒められたら謙遜」がお作法(涼子さん/31/看護師)

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保育園のママたちと井戸端会議をしていたときのこと。それぞれの子どもと手をつなぎながら話をしていました。すると始まったのが〝子どもの褒め合い合戦〟です。「○○さんのお子さんはしっかりしてるわ」とあるママが褒めました。

すると褒められたママは、自分の子どもを見ながら「いえいえ、わがままばかりで恥ずかしいわ」と謙遜。そして、その流れで別のママ友の子どもを褒め始め、さらにまた褒められたママも謙遜しながら褒め返しするという、なんとも不毛な会話。

ボーッと聞いていた私でしたが、気づけば自分の子どもが褒められていました。「○○君は賢いよね~」私は本人の前でわが子を卑下することはしません。そこで「そうね、大学教授してる父親の遺伝かしらね。将来は父親と同じ大学に進ませたいの」と答えました。

すると後日。「自分の子どもをあんなに褒めちゃって、恥ずかしくないのかしら」と噂されていると知りました。きっとマウンティングだと受け取られたのでしょうね。私としては、正直に言っただけなんですが…少々反省しました。