「やらされてる感」を感じてしまうこともあるPTA活動。さらに本部役員や委員など責任の重い仕事は、誰もが敬遠しがちな役割でしょう。しかしママたちのなかには、率先してPTA活動に参加し、意欲的に活動している人も。そしてなかには、驚きの目的があるママも…PTA活動を頑張る〝実の理由〟とは?
■〝保護者の鏡〟に聞いてみたら…(花奈さん/28歳/パート)
誰もが嫌がるPTAの本部役員を、率先して受けているママ友がいます。私はしぶしぶ委員になったので、いつも「すごいな~」と思っていました。明るい雰囲気でママたちの間でも人気、そしてなにより先生たちから評判がよかったんです。 彼女の口癖は「先生たちばかりにしんどい思いはさせられない。この学校にいるのは、私たちの子どもなんですから」でした。そりゃ、そんなことを言ってくれる保護者は、先生たちだって嬉しいだろうし心強いですよね。 彼女の人気が高いのもうなずけていたのです。しかしある日、その〝保護者の鏡〟のようなママに、裏の顔があることを知ってしまったんです。それは、私が「すごいよね〜、なんでそんなにがんばれるの?」と聞いたときでした。 私の問いにフッと笑った彼女は「そりゃ将来、子どもの中学受験のときに有利になるからに決まってるじゃない。何のメリットもなしに、こんな仕事できるわけないでしょ」と冷めた目で答えました。ママ友、こわ~い。