納豆が誕生したのは縄文時代!?


続いて2位・3位の食品を見ていきましょう。2位にランクインしているのは、レトルト食品の技術を確立したボンカレー。当初の賞味期限は3カ月と、現在設定されている1年と比べればやや短めです。それでも発売当時は、あまりの長さに混乱する人々が続出しました。どうして賞味期限が長いのかというと、「圧力と熱を加えて殺菌する釜」を使っているから。その釜が「レトルト」という名前なので、「レトルト食品」という言葉が生まれたそうです。

 

3位の納豆はボンカレーとは逆に菌を活用しており、一説によると縄文・弥生時代に誕生した食品です。縄文時代の住居といえば、わらで作られた竪穴式住居。住人がわらの床に大豆を落としてしまい、偶然発酵したことが起源だと考えられています。実際に納豆が普及したのは江戸時代で、13位にランクインしたしょうゆが広まるとともに「朝ごはん」として定着しました。