友だちだと思っていたのに本当は敵だった…映画やドラマでよくありがちな設定です。でも実際の社会にも、嫉妬と競争心を原動力とする「フレネミー」と呼ばれる人たちは存在します。「フレンド(友だち)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語で、「友だちを装った敵」という意味。そんなママ友に出会った、恐怖体験をお聞きください。

 

 

■嫉妬心で不倫までする?(美幸さん/33/事務)

iStock.com/fizkes ※画像はモデルを起用したイメージです

旦那の不倫により、一時は離婚ギリギリまで行った私たち夫婦。不倫相手は保育園のママ友で、彼女と初めて出会ったときは「なんていい人なんだ!」と感動すら覚えるほど、にこやかですてきな女性でした。

しかし実際には、それは表面だけのことで、私への嫉妬心に駆られた〝フレネミー〟ママだったのです。きっかけは運動会で、彼女に旦那を紹介したこと。自分で言うのもなんですが、うちの旦那は高身長のイケメンなんです。

それに対して、私自身はどう見ても「中の下」…彼女はそれが気に食わなかったようです。偶然を装って旦那に接近して色仕掛けし、数回の不倫行為の後、用済みになった旦那を捨てたんです。しかもそれを、私に堂々と告白してきました。

「旦那さんがしつこく言い寄ってきたの。初めて会ったときに一目惚れしたんだって」と。揉めに揉める私たち夫婦の姿を見ながら、きっと彼女は笑っていたことでしょうね。