■【ステップ2】お小遣いを明瞭化する!

浪費ママに多いのが、「ご褒美」浪費です。 ・今週は頑張ったからご褒美に外食


・ときどきだから、自分へのご褒美に洋服を買う! こんな行動パターンに「覚えがある!」という方も多いのではないでしょうか。もちろんこれらは、自身の生活をより豊かにするための出費であり、完全な無駄というわけではありません。状況に応じてご褒美を用意し、それで自分自身や家族みんながハッピーになれるのであれば、それは賢い消費活動の一つだと言えるでしょう。 ここで大切なのは、「ご褒美は、あくまでもお小遣いの範囲内にとどめていく」ということです。際限のないご褒美は、もはやご褒美ではありません。それよりも、あらかじめ使える金額を決めておいて、その中でコスパを高めていくことが、本当の意味でハッピーなご褒美へと繋がっていくはずです。 特に「ママのお小遣い」については、「家計と一体化していて、何にいくら使っているのかよくわからなくなっている!」なんて方も多いのではないでしょうか。ママのお小遣いを明確化することで、際限のないご褒美出費を避けられるはずです。 倹約ママは、気が緩みがちなご褒美においても、賢い消費活動を行っていきます。ケチになるわけではなく、満足度の高いご褒美を考えられると良いですね。


■【ステップ3】「当たり前」を見直してみよう!

自身の浪費の内容を意識し、ご褒美の質を高められるようになったら、次は一歩進んだ倹約活動を意識してみてください。ステップ3は、自身の生活の中にひそむ「当たり前」を見直すということです。 ・夏休みには、海外旅行へ行くのが当たり前


・みんながやっているから、子どもの習い事は複数が当たり前


・ママ友ランチに誘われたら、参加するのが当たり前


・子どもの洋服は、ブランド品を新品で購入するのが当たり前 人は、良くも悪くも周辺環境に流されがちです。しかし、こうした「当たり前」感覚のままお金を使い続けていると、浪費家計からなかなか抜け出せない……なんてケースも少なくありません。 先ほどもお伝えしたとおり、倹約=ケチになる必要はありませんが、自身の中の当たり前を見直してみることで、出費を減らせる可能性は十分にあります。 ・海外旅行よりも、国内のキャンプでテント泊をした方が刺激的だった


・子どもは習い事よりも、公園で遊ぶ方が好きだった


・情報交換のためのママ友ランチは、月に1度で十分だった


・すぐにサイズアウトしてしまう子供服は、リサイクル品でも良かった 世の倹約ママたちは、自分なりに譲れるポイントを見極めて、お金をかける場所とかけない場所を区分しています。「当たり前」という固定概念を変え、自身の生活をより柔軟に捉えることが、倹約にもつながりますし、世界観を広げるきっかけにもなってくれるのかもしれませんね。