生理痛が重い女性にとって、生理中に仕事を続けるのは大変なことですよね。腹痛や腰痛だけでなく、頭痛や吐き気を伴う方もいます。多くの女性は集中力も低下するため、業務に支障が出ることもあります。 とても仕事どころではないそんなとき、早退や休暇を取るという選択肢もあります。しかし、生理痛を理由に会社を早退や休むことを上司に伝えるのには勇気がいりますよね。休みを取れたとしても、罪悪感を感じてしまう人もいます。 そんな女性に向けて、同じ生理痛に悩んでいる女性の対処法を参考にしながら、会社に休みを伝えるときの方法についてご紹介いたします。


■生理痛で悩んでいる女性はこんなにいた!

ある製薬会社が1000人の女性にアンケートをとったところ、「ほとんど生理痛がない」と答えた女性は約16%だったそうです。つまり、80%以上の女性が月経時に生理痛を伴っていることになります。 また、生理痛があると答えた人は若い世代ほど多く、働き盛りの20代~30代で最も大きい数値となっていました。 その中で、「生理痛がひどい方だ」と答えた人は全体の約30%。ひどいと答えた人の中には、「寝込むほどひどい」「外出できない」「家事ができない」など、日常生活に影響が出ていることも回答からうかがえました。 このように、日常生活を送れないほどの生理痛を経験している人は全体で見ると少数派になります。そのため男性はもちろん、同じ女性に相談しても理解を得られないケースもあるようです。 つらい生理痛を抱えながら、生理休暇を取得することをためらう女性の中には、「女性だからって優遇されているんじゃないの?」思われていそうで気になる、職場の雰囲気として取りづらいという思いがあるようです。そんな背景から、生理痛について理解してほしい相手の上位には職場の同僚、上司がランクインしています。 それでは、生理痛に悩む女性はどのように対処していけばよいのでしょうか。