◆面談で質問などがある場合
担任の先生との面談は、話の内容が事前に知らされていないケースが多くあります。話される内容が事前に分からないというのは、ドキドキするものです。担任の先生との面談が緊張するので苦手と思ってしまう人が多いのは、話される内容が事前に分かっていないことも原因のひとつかもしれません。緊張してしまうと、実際に面談を行う前には質問したいことがハッキリとしていたのに、しどろもどろになってしまうこともあるでしょう。 そうならないために、質問などがある場合は、事前にメモ書きをしておくことをおススメします。メモ書きがあれば、緊張してしまっていてもキチンと伝えることができるでしょう。また、メモをすることで聞き忘れや聞き逃しなどを防ぐことも期待できます。
面談時間が限られていますので、質問がたくさんあるという場合には、優先順位を決めておくと良いでしょう。優先順位がひと目で分かるように優先順位が高い順番に上から下に書くなどの工夫をすることで、効率的に質問することができます。
◆学年別の質問
担任の先生との面談は、お子さんの学年によってメインになる話が違って来ますので、その点も踏まえておくと良いでしょう。 ●保育園児・幼稚園児の場合
お子さんが保育園児や幼稚園児の場合は、お子さんの発達や成長面での質問、友だち関係の質問を中心に考えておくと良いでしょう。例えば、食べ物の好き嫌いがあるお子さんであれば、好き嫌いを減らす方法などについて質問するのもありです。 ●小学生の場合
小学生になると、お子さんが家と学校で多少違った顔を持つようになる場合もあります。そうしたギャップを埋めるために、得意科目と不得意科目について確認したり、友だちとの関係などについて確認したりするようにすると良いでしょう。学校への改善要望などもあれば伝えるようにしましょう。 ●中学生の場合
中学生の場合は1年生、2年生のときは学校でどんな日々を過ごしているかについての話がメインになりますので、授業態度やクラブ活動などについて質問すれば良いでしょう。
3年生になると高校進学の話が中心になります。進学に向けてどんなサポートを行えば良いかなどの質問をしてみてはいかがでしょうか?