担任の先生との面談は緊張してしまうので苦手…と思っている保護者の方は結構多いようです。


けれども、せっかく先生と直接話ができる貴重な機会ですので、お子さんの学校生活の様子を聞いたり、疑問や希望などを伝えたり、うまく活用するようにしたいものですよね。


そこで、担任の先生との面談を上手に乗り切って活用する方法について探ってみることにしましょう。

◆面談の目的とマナー

まずは、面談の目的について確認しておきましょう。目的が分かれば何を話せばよいかは、おのずとハッキリしてくるでしょう。


面談の目的は、基本的には担任の先生が持っているお子さんに関する情報と、親御さんが持っているお子さんに関する情報交換の場だと考えておけば良いでしょう。


さらに担任の先生との面談は、親御さんと担任の先生との信頼関係を築くことも大切な目的のひとつと言えます。


面談のイニシアチブは先生の方が取ることになりますので、親御さんは聞き役に回ることが多くなるかも知れません。


けれども先生からすれば、お子さんが家庭でどんな風に過ごしているのかを親御さんから直接聞く絶好の機会でもありますので、そうした情報を提供してほしいと思っている先生も多いようです。


世間話が長くなってしまって本題に入る前にタイムオーバーしてしまうことのないように、儀礼的なあいさつや世間話は手短に済ませるようにすると良いでしょう。


また、面談の時間がオーバーしたり遅刻したりしてしまうと、次に待っている人たちに迷惑をかけてしまうことになります。当たり前のことですが、予定通りに始めて時間内に終わらせるように心がけることが大切です。