「夕飯作り」は面倒くさい上に、時間がかかってとても大変ですよね。「クックパッド」の調査によると、世のママたちが夕食作りにかけている時間は“平均50分”。しかしある時短テクニックを活用すれば、この50分を約5分の1に縮めることができるそうです。そこで今回は、料理のプロが教える超時短術をご紹介していきましょう。
親子丼が3分で完成!?
超時短術が紹介されたのは、以前放送された「教えてもらう前と後」(TBS系)。たとえば電子レンジ料理研究家・タケムラダイさんの手にかかれば、親子丼もたった3分で完成します。
まずは鶏もも肉、玉ねぎスライス、めんつゆ、水をマグカップに投入。材料を軽く混ぜてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分チンしてください。2分経ったら1度カップを取り出し、溶き卵をプラス。今度はラップをかけず、再び600Wの電子レンジで30秒加熱します。あとは器にご飯を盛り、マグカップの具材をのせるだけ。
いっぽう料理コラムニスト・山本ゆりさんは、作業時間実質1分で手羽先の煮物を作れるそう。その気になる作り方は、炊飯器の中に手羽先、ニンニク、しょうゆ、酢、酒、砂糖、みりん、水を入れます。さらにアルミホイルで落し蓋をし、炊飯器をスイッチON。あとは炊けるのを待つだけで、とろとろの手羽先が楽しめます。
超時短術で作ったハンバーグの味は…
他にも番組では、「ハンバーグ」の時短術を紹介。ハンバーグは少なくとも30分以上かかる料理ですが、プロの技を使えば10分以内でおいしいハンバーグが作れます。
はじめに牛豚合いびき肉、玉ねぎ、パン粉、マヨネーズ、ナツメグ、黒コショウ、塩を全てマグカップの中へ。材料をスプーンでざっくり混ぜたら小麦粉を加え、そのままマグカップにラップをかけます。この時、小麦粉を混ぜる必要はありません。そしてマグカップを上下にシェイクし、ハンバーグを成形していきましょう。
続いてケチャップとウスターソースを混ぜて、丸くなったひき肉の上へ投入。肉を覆うようにソースをかけたら、600Wの電子レンジで3分30秒加熱します。あとはマグカップからハンバーグを取り出し、お皿に盛りつけたらできあがり。
実際にハンバーグを試食した高畑淳子さんは、「文句のつけようがない」「電子レンジで作ったとは思えない」と大絶賛しています。ネット上でも「マグカップってじつは凄いアイテムだったんだ…」「早く挑戦したくなるほど簡単で美味しそう!」「汚れものは少ないし、肉汁も逃さず済むのも嬉しいね」といった声が上がっていました。
プロの超時短術を使えば、毎日の夕食作りが楽しくなりそうですね。
文/長谷部ひとみ