バルミューダの名前を世間に最初に広めたのは、「GreenFan」という扇風機の存在。”自然界の風”を再現する扇風機で、大きく広がりゆっくり進む風が特徴です。扇風機とはいうものの、15m先まで風が届くので、冬場にはサーキュレーターとして利用できます。

 

そんなバルミューダから新たに登場したのが「GreenFan C2」というサーキュレーターです。このGreenFan C2ならではの魅力はどんなところにあるのかご紹介しましょう。

 

コンパクトなので室内で持ち運びやすい


GreenFan C2は、幅320×奥行き230×高さ340mm、重さは約3.0kgのコンパクトサイズです。このサイズ感なら、リビングだけでなくキッチンや寝室など、必要に応じて持ち運びやすいですね。

 

▲ファンの角度は110度調整可能。操作部を正面にしたまま、本体を動かさずに上方・後方に送風できる

 

別売の「BatteryDock」を組み合わせれば、コードレスのサーキュレーターとして使えます。バッテリー充電時間は約8時間、風量1での使用なら22時間の使用が可能です。コードレスとして使ったほうが、よりサーキュレーターの恩恵に預かれます。

 

▲「BatteryDock」(9800円・税別)は、風量1で22時間、風量2で9.5時間、風量3で3.5時間、

ジェットモードで2時間の使用が可能

 

送風と同時に脱臭もできる


GreenFan C2は、GreenFanと同様、バルミューダ独自のグリーンファンテクノロジーを採用しています。二重構造の羽根から速度の違う2種類の風を送り出すことで、風の向きと動きを変える技術です。これによって、多くの風が遠くまで届くようになっています。

 

▲実際にGreenFan C2の風を浴びると、穏やかな風なので身体が疲れにくい

 

さらに、GreenFan C2は脱臭機能も搭載しています。風の通り道に活性炭脱臭フィルターが貼り付けられており、引き寄せた風を送風するのと同時に脱臭してくれるんです。最大風量が15分間続く「ジェットモード」を活用すれば、調理臭やペット臭は30分以内にほぼ除去できるのだとか。

 

▲調理臭を脱臭できるので、ダイニングやキッチンでの使用にぴったり。

調理臭・油臭は30分で94.7%、ペット臭は87.6%、生ゴミ臭は88.9%の除去ができるという

 

フィルターは交換式で、6か月に1回交換すればOK。こまめに手入れが必要となると少し躊躇しますが、交換式なら手入れが楽でいいですね。

 

▲「脱臭フィルター」(2000円・税別)は交換式

 

洗濯物の部屋干しや冷房との併用にぴったり


GreenFan C2は1年を通して使えるのが魅力です。たとえば、洗濯物を部屋干しするときに衣類に風を当てれば、乾燥時間を短縮し、生乾きのニオイを防げます。夏場であれば、扇風機として使うのはもちろん、冷房と併用することで最大20%の省エネにつながるそうです。

 

▲春先は花粉、冬場は寒くなるので室内の換気がしづらくなるが、

このサーキュレーターを使うことで室内の脱臭効果が期待できる

 

シンプルな操作性で、電源ボタン、風量ボタン、「ジェットモード」の3つのボタンしかありません。必要な風量を選ぶだけなので、家族みんなが使いやすいはず。リモコンでの操作も可能です。 そんなGreenFan C2の価格は2万2600円(税別)となっています。1年中使えて、脱臭機能も備えていることを考えれば、実はコスパのいい家電かもしれませんね。

 

BAALMUDA GreenFan C2

本体サイズ:幅320×奥行き230×高さ340mm

重さ:約3.0kg

消費電力:1.5W~26W

https://www.balmuda.com/jp/

 

文/今西絢美