Step2: 香典の相場 亡くなられた方との関係によって香典の金額が違って来ますので、香典の相場を確認しましょう。親族で近しい間柄になるほど、香典の相場は高くなって来ます。兄弟姉妹・両親の場合は5万円~10万円、親戚は1万円~5万円が相場と言われています。 仕事関係や友人・知人の場合は5千円~1万円が一般的なようです。 また、香典の金額は、立場や親しさの度合いになどによる部分が大きいと言えるため、相場に大きな開きが出て来てしまいます。

 

Step3: 香典金額に応じた香典袋を用意する 香典袋の表書きと香典袋は宗派・宗教によって違って来ることはStep1で説明した通りですが、香典金額によって香典袋は違って来ます。 5千円以下の場合は水引が印刷された略式袋、1万円~2万円の場合は白黒あるいはシルバーの7本~10本の水引のものを用意しましょう。 3万円~5万円の場合は10本以上のシルバーの水引の香典袋が良いでしょう。 大切なポイントは香典の金額と香典袋の釣り合いが取れているかどうかということになります。10本以上のシルバーの水引の香典袋に香典金額が5千円という組み合わせではバランスが悪いためNGになります。

Step4: 香典袋の書き方 香典袋の書き方には、宗派・宗教による表書きの違い以外に共通のマナーがあります。 薄墨を使って書くようにしましょう。薄墨を使うのは、悲しみで涙があふれて墨が薄まってしまったということを表現するためです。 表書きは水引きの上部に、氏名は水引の下部にフルネームで書くようにしましょう。連名で書く場合は、目上の人を右から順番に記載します。人数が3名以上の場合は○○一同と記載して、便せんなどに賛同者全員の氏名を記載して同封するようにしましょう。この場合も目上の人を右から順番に記載します。 中袋に香典金額、住所、氏名を記載します。中袋が無い場合は、香典袋の裏側に記載するようにしましょう。金額は金壱萬円のように旧字体で記載するのがマナーとされています。