晴れて夫婦になる二人が、親族や友人知人、仕事関係など、たくさんの人に向けて、結婚の報告と挨拶をする披露宴。そんな一世一代の晴れの席が、とんでもない修羅場に変わったのを目撃したママたちに体験談を聞きました。文字通りの天国から、地獄の修羅場に突き落とされた、新郎新婦のお話です。

 

 

 

■純白ドレス女性の「呪いの祝福」(奈々さん/25/アパレル)

iStock.com/runzelkorn ※画像はモデルを起用したイメージです

会社の同僚の結婚式での話です。披露宴の最中に、花嫁に負けない純白のドレスを着た女性が突然登場したんです。歓談中でにぎやかな雰囲気だったのですが、その瞬間に会場が別の意味でザワつき始めました。

主役たちを見てみると、新郎は顔面蒼白。新婦も呆気にとられています。純白ドレスの女性は、笑顔で新郎に近づき「結婚おめでとう。私に結婚しようって言ったのは、何だったんだろ?」と、呪いを込めた祝福を。

その笑顔と不気味さに、全員が恐怖しましたよ。同時に新婦と新婦家族は怒りの表情で…私はじめ参列者たちはみな、気まずさでいっぱいでした。そして純白ドレス女性は、式場スタッフに促されるように外に出されました。

後から発覚した情報によると「現在進行形でつき合っている浮気相手」だったよう。中止することもできずとりあえず式は続けられましたが、最後の最後まで気まずい雰囲気。新婦にはとことん同情しましたね。