五十嵐大介の大人気漫画を原作に、STUDIO4℃がアニメーション制作を手がけた公開中の映画『海獣の子供』。中学生の少女・琉花がジュゴンに育てられた兄弟“空”と“海”に出会い繰り広げる、ひと夏の冒険が描かれています。
公開初日に行われた舞台挨拶には、主人公・琉花役の芦田愛菜さん、海役の石橋陽彩さん、空役の浦上晟周さん、琉花の父・安海正明を演じた稲垣吾郎さん、そして渡辺歩監督が登壇し、作品の魅力についてたっぷりと語っていました。
映画『海獣の子供』
芦田さん「琉花と“海”が水族館で出会うシーンが好き」
冒頭のあいさつで芦田さんは「たくさんの人にこの作品を観ていただけるのがうれしいです」とニッコリ。琉花と“海”が水族館で出会うシーンが好きだという芦田さんは「そのシーンで流れる久石譲さんの音楽がとても素敵で、何かが始まる期待、高揚感を皆さんにも味わっていただきたいです」と作品の見どころをアピールしていました。
石橋さんは、アフレコ時に変声期を迎え、いつ声が変わるかわからないタイミングだったことを明かします。「アフレコの2日後くらいに声が変わり始めて危なかったです」とヒヤヒヤした様子を振り返っていました。浦上さんは「観終わった後に誰かと語り合うことができる映画です。たくさん語り合って、心の中でこの作品を深めていただけたらうれしいです」とコメントしていました。