夏の夜空に輝く星空を親子で眺めるのは、夏休みならではの楽しみと言えるのではないでしょうか? 今回は、北海道・東北でおすすめの天体観測スポットをご紹介したいと思います。

◆夏ならでは天体観測

天体観測はそれぞれの季節ならではの楽しみがあります。夏でなければ観測することができない星々があります。 ご存知の方も多いかも知れませんが、夏ならではの星座を探すときに知っておくと便利な方法として「夏の大三角形」というものがあります。 夏の大三角形は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブによって作られている三角形のことを指します。どの星も1等星ですので、見つけるのは簡単でしょう。 なかでもこと座のベガは他の星よりも明るく輝いていますので、最初に見つけやすいことでしょう。 日本では、こと座のベガは七夕伝説の織姫星と、わし座のアルタイルは彦星としてよく知られています。 こと座のベガである織姫星は東側に位置します。 そしてこと座のベガの反対側にあるのがわし座のアルタイルである彦星になります。そしてこれら2つの星よりも北側にあるのがはくちょう座のデネブになります。 そして、この夏の大三角形が最もよく見える時期は8月上旬と言われていますので、旧暦の七夕と時期はほぼ一致すると言えそうです。