女性が社会で輝く時代とは言いますが、現実には、「妊娠・出産を機に、一度会社から離れる」という選択する方も少なくありません。子どもが幼い頃は家庭で落ち着いた時間を過ごし、子どもが成長したタイミングで考え始めるのが、「再就職」ではないでしょうか。 女性が再就職を志す際に気になるのが、「過去のキャリアを再就職に活かすべき? それとも捨てるべき?」なんてポイントです。過去のキャリアを活かす場合と捨てる場合、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

■過去の経験は無駄じゃない!再就職でもフル活用

妊娠・出産によって職場を離れた場合、女性の社会的なキャリアはいったんそこで途絶えてしまいます。再就職をする場合には、「まだゼロからのスタートか……」と思ってしまいがちですが、過去の経験そのものは無駄にはなりません。それらを活かして、再就職先を見つけることもできるでしょう。 働き方の多様化が進んでいる今、前職の経験を活かしつつ、今の自分に合った仕事スタイルを選択することも可能になってきています。「全くの未経験者よりも、多少ブランクがあっても、過去に着実にキャリアを積み重ねてきた人を採用したい!」と考える企業も、決して少なくありません。 特に近年は、企業側がどう働き手を確保するのかが、大きな課題となっている時代でもあります。子育てが一段落した世代の女性をターゲットにした人材確保の流れも、非常に強くなってきています。 過去のキャリアを生かして仕事がしたい!と思う場合、まずは「自分に何ができるのか」という情報をわかりやすく整理してみるのがオススメです。 ・過去の仕事で取り組んできた内容


・過去の仕事において、自分が得意であったこと


・過去の仕事で、自身が出してきた結果について これらの点を整理してみると、今の自分にとっての理想の仕事が見えてくるはずです。