働く夫の帰宅事情
実際に働く男性の帰宅事情はどのようになっているのでしょうか。以前「独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)」が実施した「労働時間に関するアンケート調査」では、夫の就労時間について妻に質問。まず「出勤時刻の規則性の有無」については、88.3%の人が「ある程度決まっている」と答えていました。一方で「帰宅時刻の規則性の有無」を尋ねる質問には、過半数の55.2%が「日によって違う」と回答。夫の帰宅時間は、ほとんどの家庭で不規則なようです。
そのような事情もあってか、帰宅時間でトラブルになる夫婦は多数いるよう。以前も「妻に夕食をシンクに捨てられた」という話題などがあり、多くの議論を呼びました。行動自体の是非はさておき、「男性だけど、妻がここまで怒る気持ちはわかる」などという指摘も見受けられています。
昨今は夫婦の家事・育児分担がすすみ、逆に女性が残業で遅くなるケースも出始めています。性別に限らず、大きな夫婦間トラブルに繋がらないよう、帰宅時の連絡はお互いまめにした方がよさそうですね。
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文/古山翔