育児の中でも、意外と大変なのが“寝かしつけ”。寝つきが悪い赤ちゃんに苦戦している新米ママさんも多いようです。ネット上でも「上手に寝かしつけるためのコツ」を求めている声があがっていたので、早速見ていきましょう。
寝つきが悪い赤ちゃんを寝かしつけるコツとは?
現在生後2カ月の赤ちゃんがいる女性は、「毎晩子どもの寝かしつけに苦労しています。寝つきの悪い赤ちゃんはどのような工夫が必要ですか?」とお悩みの様子。自分の睡眠時間を確保するためにも、赤ちゃんは早く寝かしつけたいですよね。
このお悩みに先輩ママさんからは、「添い寝してもダメなら、ゆらゆら抱っこに切り替えてみては? うちの子どもは抱っこするといつも寝てくれたよ」「背中をトントンしてあげるのがおすすめかな。すぐにスヤスヤ眠ってくれます」などのアドバイスが。
寝かしつけ前にも様々な工夫をしているようで、「旦那さんの運転でドライブに行くとすぐに寝てくれた。車の振動が心地良かったのかもしれません」「入浴は最低でも20時までに済ませた方が良いですよ。早いうちに寝かしつければ、気持ちの余裕もできる」「寝たふりをすると、意外と赤ちゃんも一緒に寝てくれるよ」などの声が寄せられていました。
“添い乳”はメリットとデメリットがある
また、多くの支持を集めていたのが「“添い乳”をする」という方法。“添い乳”とは赤ちゃんと一緒に横になった状態で授乳をすることです。「抱っこをしてあやすと眠ってくれるんだけど、体力が持たないので添い乳に切り替えました」「添い乳をして寝かしつけてるよ! 抱っこしなくても授乳できるから負担も軽くなります」「添い乳させると安心するのか、すぐに眠りについてくれる」といった声も少なくありません。
一方で“添い乳”に不安を抱く人も多く、「“添い乳”しないと眠れなくなる可能性があるから、やらないほうが良いと思う」「横になると授乳してもらえると勘違いして、ママ以外の人だと寝てくれなくなる」「母乳を飲みながら寝るわけだから、虫歯の心配もした方が良いかも」などの助言も。
添い乳をやめさせる時に苦労した人も多いようで、「添い乳を断つときに夜泣きが多くなりました。添い乳以外で寝かせるのがとても大変になります」「添い乳がないことで不機嫌になっちゃうから、普通に寝かせるよりも苦労するよ」「習慣になっていたから、他の寝かし方で寝てくれなかった」といったエピソードが明かされています。
6割以上のママが寝かしつけに悩んでいる!?
実際のところ、世のママさんはどのくらい寝かしつけに悩んでいるのでしょうか? インターネット広告事業などを展開する「株式会社インタースペース」は、「子どもの睡眠・寝かしつけ」に関する調査を実施しました。
3歳未満の子どもを持つママに「子育てをする中で悩んだり困っていること」を聞くと、最も多かった答えが「子どもの睡眠(寝かしつけや夜泣き、子どもの就寝時間など)」の66.4%。次いで「子どものしつけ」が60.2%、「子どもの食事」が56.9%という結果になっています。
次に「寝かしつけにかかる時間」を質問。約6割の人が「30分以上」と答えており、60分以上かかっている人も15.6%いるようです。家事や仕事で忙しい合間に、かなりの時間を寝かしつけに取られていることが判明。また「何時から寝かしつけをはじめるか?」を調査したところ、「21時以前」と答えた人が74.7%でした。
同調査では最後に「寝かしつけ方法」をアンケート。「寝たふり」「見守る」「自分も寝る」「トントンする」などが上位を占める結果になりました。ちなみに「母乳、ミルクを与える」という人は30.7%にのぼっています。
ママさんによって寝かせる時の工夫は異なりますが、ぐっすり眠ってもらえる方法が見つかると良いですね。
文/内田裕子