意外と家庭によってバラバラな“調味料”の保存方法ですが、これからの暑い季節はちゃんとした場所に保管したいところ。そこで今回は、調味料の正しい保存方法を紹介。例えば“しょうゆ”は冷蔵保存と常温保存のどちらが最適なのでしょうか?
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しょうゆの常温保存はNG!?
以前放送された朝の情報番組『Oha! 4 NEWS LIVE』(日本テレビ系)では、「NEWSおは目線」というコーナーで食の保管について特集。管理栄養士の小沼明美さんが、調味料の正しい保存方法をレクチャーしていました。
まず基本的に「常温保存」と書かれている“しょうゆ”ですが、夏場などは冷蔵室に入れる必要が。「常温」とは15度~25度くらいのことを指しているため、気温が25度をこえる日は冷やして保存した方が良いそうです。しょうゆは腐敗すると、表面に微生物の塊である白い粒が浮くことも。また小沼さんは、「細菌が増えることによって、食中毒の原因にもなります」とも注意を喚起していました。
お次は煮物や照り焼きなどにかかせない“みりん”。アルコールが入っているため腐敗が進みづらいように思えますが、広く使われている“みりん風調味料”はアルコール度が低いものがほとんど。さらに水あめやブドウ糖などが含まれているため、常温保存で置いておくと細菌が繁殖してしまいます。
一方で“本みりん”はアルコール度数が高く、防腐効果や殺菌作用があるため常温保存が可能。使用しているみりんが“みりん風調味料”なのか“本みりん”なのか、一度しっかり確認しておく必要がありそうです。