再配達にならない人はたったの2割ほど!
“会社に配達してもらう理由”として最も多く見られたのは、「再配達が煩わしいから」。では、実際のところどのくらいの人が再配達を利用しているのでしょうか? インターネット調査をメインにリサーチを行うマイボイスコム株式会社は、「宅配便の受け取り方法」に関する調査を行いました。
まずは「宅配便の荷物が配達された頻度」ですが、「月に2~3回」という人が36.5%。週1回以上宅配便が届く人は2割強、月1回以下は4割弱となっています。次に「宅配便の受け取り方法(複数回答可)」を質問すると、「自宅で直接受け取る」という回答が最多の97.2%に。宅配ボックスでの受け取りは10.9%、コンビニ・スーパーなどの店頭受け取りは7.5%でした。また、「職場など自宅以外で直接受け取る」人は3.4%とかなり低い数字であることが判明しています。
再配達を利用せずに済んでいる人も意外と多く、「ほぼ毎回直接受け取る(再配達にはならない)」といった回答は19.8%にのぼりました。しかし、届いた商品が半分以上再配達になる人は28.5%。再配達になった理由として、「配達日時を知らなかったから」「自宅にいることができなかった」などの声が上がっています。「再配達にならないように行ったこと」を調査してみると、「自分や自宅宛に荷物を発送していない」という人は13.5%。約1割の人が自宅以外で受け取る工夫を行っていました。
会社での私物受け取りは各職場の方針にもよりますが、最近ではコンビニや駅の宅配ボックスでの受け取りも可能になってきているので、周囲の迷惑にならないようにしたいですね。
文/内田裕子