家族でテレビを見ているときに、濃厚なキスシーンやラブシーンが始まると、なんとも言えない「気まずさ」がありますよね。思春期の子どもがいると、慌ててチャンネルをかえるなんて場面も想像できます。子どもがまだ小さな家庭では、みなさんどうしているのでしょうか? いくつかのご家庭に調査してみました。
娘が照れているのを見て私もキュンとします(美穂さん/35歳/脚本家)
娘が5歳のときのことです。キスシーンで顔を赤らめるヒロインを見て「これ、この人たちなにしてるの?」「どうして顔が赤いの?」なんて質問されたことがありました。 私自身、少女漫画や恋愛映画が大好きで、キュンとすること自体が「尊い」と思っているので、ラブシーンに抵抗はありません。 「大好き同士だから、ちゅーってしてるのよ」「大好きだから、お話するのにドキドキしてるのね」と、ありのままを普通に説明しましたよ。 娘はわりと感受性が豊かなタイプなのかもしれません。主人公が悲しそうだと自分も泣いたり、うれしそうだと笑顔になったりしているので、むしろ思う存分その感覚を味わって欲しいくらい。 最近ではアニメやドラマなどでラブシーンを見ると、「きゃっ!」と目を覆って赤面することも…そんな娘のピュアな反応を見ながら、キュンとして楽しませてもらっています(笑)。