好きな味つけは「加齢」とともに変わっていく!?


では実際、世の中の人はどのような味つけが好きなのでしょうか? インターネット上で様々な調査を行うマイボイスコム株式会社は、以前「『味の好み』に関するインターネット調査」を実施していました。

 

まず味覚の敏感度について聞いたところ、「敏感」という人は45.1%を占めています。また「敏感」と答えた人を年齢別で見ていくと「50代以上の女性」が5割強だったのに対し、「20~40代の男性」は4割弱。さらに“好きな味アンケート”では、「甘い」「薄い・あっさり」が4割弱にものぼりました。ちなみに50代以上の結果では「薄い・あっさり」が1位にランクインしています。

 

続いて同調査では「味つけや食べものの好み・嗜好の変化があったきっかけ」をリサーチ。最も多かった回答はやはり「加齢」で、37.4%もの人があげていました。次いで「食に対する意識の変化」は26.5%、「自分や家族の身体状況の変化」が20.1%、「生活パターンの変化」は15.7%という結果に。

 

日々の負担が増えないように工夫しながら、家族全員が喜ぶメニューを用意したいものですね。

 

文/牧野聡子