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夏休みが近くなると、子どもたちからの「どこか連れて行って!」コールに、頭を悩ませている人もいるのでは。 夏休みの思い出は、子どもにとっても親にとっても家族の思い出として長く記憶に残るものだけに、行き先も吟味したいものです。 そこで今回は、夏休みに身に付けたい生活習慣と、この夏おすすめの満足度の高いお出掛けスポットをご紹介しましょう。

◆夏休みの過ごし方は今後の成長に大きく影響

夏休みは1年で最も長い休みですよね。この期間を子どもがどう過ごすかによって、その後の成長にも影響を与えるとも言われています。 そうした大切な時期であるなら、むしろ子ども成長につながるようなことを積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。 学校に行く必要がない分、自由度がグンと高くなるからこそ、お子さんの自主性を育むことができそうです。 ●具体的な目標を決める 夏休みを通して子ども自身が具体的な目標を決め、その目標に取り組み達成するようにすることで、ひとまわり大きく成長することもできるでしょう。 早寝早起きや、決まった時間に勉強をするなど、規則的な生活習慣を身に付けるのもよいでしょう。 また、これまでできなかったことや苦手なこと、例えば、水泳のクロールをマスターしたり、自転車に乗れるようにしたりすると、子どもが自信を持てるようになります。 ●計画を自分でたてる 夏休み全体の目標、1日のスケジュールの立案、そのほか普段はできないことを予定に盛り込むことで、子どもの自主性を養うことができるでしょう。夏休みの計画の中には勉強だけでなく、夏休みだからこそできる体験や遊びを盛り込むようにすれば、やる気もグンとアップするに違いありません。 ●体力作りや地域との交流を深める 昔、夏休みの定番と言えば朝のラジオ体操でした。最近、学校や地区単位でのラジオ体操はなくなったところもあるかもしれませんが、地域によってはラジオ体操を行っているところもあります。さわやかな朝の空気を吸ってのラジオ体操によって、早寝早起きを習慣付けることにも役立つと言えます。親子のコミュニケーションにも役立ちそうです。 ●自分のことは自分で行う そして、時間が十分にある夏休みだからこそ、自分のことは自分で行うという習慣をシッカリと身に着けるようにすることも大切なポイントになります。 特におすすめは、家事のお手伝い。洗濯物を自分で畳んだり、一緒に料理をしたり、食後の後片づけなどにもチャレンジしてもらいましょう。時間がない時にマスターするのは難しくても、夏休みであれば時間をかけてマスターすることが可能です。