■鎌倉花火大会

鎌倉の花火大会はメジャーで人気の花火大会なのですが、穴場と呼ぶことのできるポイントがあるのです。ズバリ言うと、開催日が平日であるという点です。


一般的には花火大会の場合、土日が開催日となっているのですが、平日開催のため、土日が仕事のサービス業の方も楽しめるますし、日中は仕事をしている人も多いので、日中からの移動であれば、交通渋滞の恐れもなくて済みます。


場所は由比ガ浜海岸・材木座海岸で打ち上げの時間帯は19時20分から20時10分くらいとなります。鎌倉花火大会の目玉は何といっても水中花火です。船から海に花火が投げ込まれるのですが、その後、爆発とともに会場で半円の花火が花を咲かせます。その光は水面に反射することで、従来の花火と比べてより幻想的な光景になるのです。 海岸付近からの花火鑑賞では音楽も聞こえてくるので、音楽と一緒に花火を楽しむことができます。その音楽も花火や夏に関連したものなので、いやおうなしに盛り上がります。


また、鎌倉花火大会ではサポーターを募集していて、そのサポーターになればメッセージとともに花火が打ち上げられるのです。尺玉と7合玉でメッセージが読み上げられます。尺玉で10万円、7合玉で6万円と結構な費用がかかるのですが、プロポーズに使えば思い出に残るこ間違いなしですね。

 

■東京競馬場花火大会

東京競馬場花火大会は府中市にある東京競馬場が地元民に向けて行う花火大会のですが、なぜ穴場の花火大会となっているかというと、広告などの告知がほとんどないからです。


市役所のホームページに告知されているだけなので、知っている人以外には全くわからない花火大会なのです。


しかし年々口コミで広がってきているので、観客も年々増加しています。いくら穴場のスポットがあってもこういった情報はどうしても伝わってしまいますから、徐々に穴場とは呼べないものになっていってしまうのです。こればかりはどうしようもない部分です。


30分とそれほど長い時間ではないのですが、説明とともに花火が打ちあがります。クイズ形式になることあり、花火以外にもいろいろと楽しめる要素はあるようです。 競馬場内のため、観覧エリアはフジビュースタンド2Fから4F、メモリアルスタンド1Fから4F、各スタンド前の屋外エリア、馬場内の開放エリアとなります。


来場者が多いのですが、馬場内の芝生エリアや臨時開放される障害コースエリアが穴場のスポットとなります。というのも早めにくればレジャーシートなども広げられますし、好きな場所をとることができるからです。また、すぐ後ろには屋台カーがでるので買い物がしやすく、その屋台カーの後ろにあるトイレは比較的混まないようなのです。


こういったことから、来場者は多く穴場とは呼びにくいのですが、花火を見る場所に関しての穴場的なスポットがあるといえるでしょう。

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■まとめ

穴場と呼べる花火大会はいくつかあるのですが、WEBなどで紹介されたり、口コミで広がったりと年々来場者が増えてしまい、穴場とは呼べなくなってしまうのも事実です。実際に東京競馬場のものも以前は来場者は少なかったと言われています。


ですから、穴場のスポットを探すには花火大会があまり告知されていないようなものを探すしかありません。また、花火を見る場所で人の少なくて眺めのいい場所を見つけることができれば、それも穴場と考えてよいのではないでしょうか。


インターネットやSNSが普及した現代では多くの情報がすぐに共有されるので、花火大会に限らず、穴場というのはかなり難しいかもしれませんね。