「女々しい」とは、いくじがない、思い切りが悪いなど〝男として〟ふさわしくない様子を表す言葉。ちなみに対義語は「雄々しい」です。そんな〝女々しい〟性格の夫を持つ妻たちには、独特の苦労があるようです。細かくて繊細すぎる夫たちに手を焼く、妻たちのお話を聞きました。
昔のことをよ~く覚えていて蒸し返す(明菜さん/28歳/事務員)
旦那は記憶力がやたらいいというか、とにかく根に持つタイプです。数か月前の喧嘩や、そのときに私が言ったことをずっと覚えていて、事あるごとに「あのときは傷ついた」とか「ひどいことを言われた」と持ち出してきます。 さらに「自分がしてあげたこと」もよく覚えていて、「あのとき俺が子どもの面倒を見たんだから、毎週のゴルフくらい許してくれよ」とか「つき合っていた頃はいつも俺が奢っていたんだから、今日はお前が払ってよ」などと、とにかくねちっこいんです。 旦那がなにか悪いことをしたり、失敗をして私が怒ったときなどは、決して謝らずに言い訳ばかり。そして「お前もあのとき○○したんだから、責める権利はない!」、「お前はいつも△△できてないんだから、俺もしなくて当然だ!」と昔のことを蒸し返し。 つき合っているときから細かい人だとは思っていましたが、年を経るにつれどんどん女々しさが加速している気がします。このまま行くとおじさんではなく、おばさんになってしまうのではないかと心配でなりません(笑)。