■反論は冷静に、痛いところを突く!(宏美さん/30歳/受付)
先日、ママ友5人でランチをしていたときのこと。私以外のママはみんな複数のお子さんがいて、ひとりっ子なのは私だけでした。最初はたわいもない話をして笑い合っていたのですが、次第に自分たちの「老後の話」に。 するとひとりのママ友が、私にこう言ったんです。「宏美さんのところはひとりっ子だから、お子さんが大変よね~。将来、親の面倒をひとりで背負うことになっちゃうんだから」。そして「子どものためにも、2人目作ったほうがいいんじゃない?」。 その話を聞きながら、ママ友たちはウンウンとうなずきます。一理あるかも、とは思いつつ(自分の老後のために生んだんじゃない!)という気持ちもこみ上げてきます。でも、怒りに任せて反論してもいいことにはならない…そこでグッとこらえてこう言いました。 「本当にその通りよ~! だからいま、老後は夫婦で施設へ入るための貯金を頑張ってて、積立型の保険も入っているの。親の介護で子どもが苦労したり、押しつけ合って兄弟仲が悪くなったりしたら嫌だもんね〜」。 逆に痛いところをつかれたと思ったのか、この私の言葉で老後の話はスッパリ終わり。普通の女子トークに戻ったのでした。