子育てへの意識は男女で2.17倍差
生きる上で重要な「お金」の項目では、女性は「プライベートを充実させるためのお金」(19.9%)、「将来を考えた資産形成」(10.8%)など「先々に備える」ことを重視。男性は「高収入の仕事で贅沢な暮らし」(7.0%)など社会的なステータスに重きを置いている傾向がありました。
最後に「人生」の項目を確認すると、女性は「結婚にとらわれず働ける」(8.6%)、「子育てに時間をさける」(16.9%)、「ライフステージの変化に対応しながら働ける」(12.9%)を重視。「子育てに時間をさける」については、男性と2.17倍の票差がついています。結婚や出産にとらわれず働けて、なおかつ子育ての時間も楽しめる生き方を希望している人が多いよう。
結婚も子育ても夫婦が関わるものでありながら、男性と比較してワークライフバランスの取りにくさを感じているとわかりました。
■調査概要
方法:インターネット調査
期間:SCR調査 2018年3月7日~2018年3月17日
(SCR調査)
対象:全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査)
期間:2018年4月7日~2018年4月20日
サンプル数:1800人
今回抽出対象者:(本調査より)
男性:690人
女性:1167人
文/原田美咲