退職、離婚を経て26歳から誓った再起

── それからずっと「レンタル彼女」を続けているのですか。
よもぎちゃん:いいえ、大学を卒業したときに一度辞めました。私はそのまま続けたくて、事務所に「就職させてほしい」と直談判したのですが、断られてしまったんです。「新卒のカードは1枚しかないんだから、一度はちゃんと就職したほうがいい。社会経験を積むことで、レンタル彼女としての幅も広がるから」と正論で説得されて、就職活動をしました。
就職したのは、ベンチャー企業の営業職です。面接では「レンタル彼女のアルバイトをしていたので、御社の顧客層である男性とのコミュニケーションスキルには自信があります!」とアピールしました。運もよかったのだと思いますが、営業には向いていて、営業成績は割とよかったです。その会社を退職後は、派遣社員や正社員としていろいろな会社に勤めました。
プライベートでは、23歳で結婚して、26歳のとき離婚しました。結婚したものの、私はまだまだやりたいことがたくさんあって、おとなしくできませんでした。そんな価値観の違いが、別れの原因でした。私がよくなかったなと今でも思います。
離婚を機に会社も辞めて、もう一度本腰を入れてレンタル彼女をやり始めました。
── やりたいことのひとつが、「レンタル彼女」だったのですね。
よもぎちゃん:「30歳までがむしゃらにやってみて、軌道にのらなかったら会社員に戻ろう」という気持ちでした。事務所に所属しないフリーランスの立場なので、営業活動はSNSが中心です。注目していただいたきっかけは、ブログでした。もともと文章を書くのが好きで、レンタル彼女のアルバイト時代に2日に1回ブログを更新していたら、キャスト内でいちばん読まれていました。そして会社員時代に書いた、レンタル彼女時代を綴ったブログは最終的にPVが30〜40万になって。そこからじわじわとレンタル彼女の依頼が増えていった感じです。
コロナ禍で仕事がなくなり、コールセンターのアルバイトでしのいでいた時期もありますが、コロナ明けからは右肩上がり。今はレンタル彼女の仕事だけで生活ができています。