愛車より「家族の笑顔」を選んだサプライズ

── 将来への備えだけでなく、日々の生活でも「父親」としての変化を感じるそうですね。
蜂谷さん:夫はピンクのハーレーに乗るなど、独身時代からバイクや車が大好き。ガレージを借りて趣味に没頭する人でした。長男の出産時も、こだわり抜いたワゴンタイプの「メルセデス・ベンツ」を購入したんです。
ただ、次男が生まれて家族がさらに増えることに。子どものことを考え、私はどうしてもスライドドアのボックスタイプにしたくて。夫に相談したら、私に内緒で希望の車を探してくれていて、YouTubeの動画撮影のときにサプライズで新しい車に乗って現れたんです。
── そのサプライズはうれしいですね!
蜂谷さん:夫にとって、あのベンツを手放すのはかなりの決断だったと思います。車が好きな夫は購入時も専門店を4軒ハシゴして選んだほど。本当はファミリーカーではないヴィジュアルや機能性の高い車にかなり後ろ髪を惹かれたようですが、それでも「私と子どもが楽しく過ごせること」を優先してくれました。車内にはすでにチャイルドシートが装着してあって、後部座席の天井には子ども用のモニターまで設置されていて。さらに車のナンバープレートは私の誕生日の「416」だったんです。
── すごく素敵なエピソードです。
蜂谷さん:手放すときはさすがにさみしそうでしたが、長男が窓から見える景色に大はしゃぎしている姿を見て、「これでよかった」と自分に言い聞かせていました。夫が自分の思いより、家族を優先してくれたことに、私も改めて愛を感じました。たださっそく「子育てがひと段落したら、また自分が好きな車に買い替えたい」とは言っていますけどね(笑)。