ある日、子どもから「…友達とケンカしちゃった」と打ち明けられたら、親としては心配ですよね? 早く仲直りさせてあげたいと思いつつ、親としてどう立ち回ればいいのでしょうか。入園・入学などで交友関係が広がる時期だけに、他の家庭ではどうしているのか気になりますよね。そこで、現在インスタグラムを中心に息子の“尊い”成長記録の漫画を描いているジェーコ(@jeeeeeeeeko)さんに、ご自身の経験をもとにお話をうかがいました。 

転んだ自分を心配してくれる友達に「嬉しい!」

── 以前、インスタグラムで投稿されていた『転んじゃったなーちゃんを、お友達のいーちゃんが心配してくれる、その気持ちをうれしいと感じるなーちゃん』というエピソードでの微笑ましいふたりのやりとりに、とてもほっこりしました!

 

ジェーコさん:ありがとうございます!私もあのやりとりは、ふたりがかわいすぎて目尻が溶けました〜!

 

『きょうも息子が尊いッ!』「しんぱい」より
『きょうも息子が尊いッ!』「しんぱい」より
『きょうも息子が尊いッ!』「しんぱい」より

── 相手を心配できることと、心配してくれたのを喜べること。これって当たり前のように思いますが、心の成長みたいなものを感じる印象的なエピソードだなぁと。

 

ジェーコさん:たしかにそうですね!どちらも心の成長が豊かだからこそ生まれたエピソードだなぁと感じます。

友達と険悪ムードも…「心を許せてるんだ」とうれしく感じる

── 入園、卒園、入学…と時間を重ねるなかで、なーちゃんの交友関係も少しずつ広がっているかと思いますが、たとえば、お友達とケンカをしてしまったことなどはありましたか?

 

ジェーコさん:なーちゃんは、お友達とケンカすることはほとんどないんですよ。ただいちばん仲良しの「ニコちゃん」とは何度か険悪なムードになったことがあります。

 

── そのとき、ジェーコさんは何か助言などをされたのですか?

 

ジェーコさん:険悪ムードのときは、子どもが助けを求めてくるまでは見守っていますね。助けを求めてきたら、みんなで「どうしてケンカになっちゃったのかな?」「こうすれば仲よくできるかな?」ってお話をして、最後にお互い「ごめんね」と言って終わりという感じ。でも、なーちゃんが人とケンカするって、なかなかないことだから、親としては「心を許せる相手なのかな?」って少し嬉しく感じる部分もあるんです。