出版社・主婦と生活社が運営するクラウドファンディングサイト「Fannova」。こちらで先日、道場六三郎プロデュース オールステンレス包丁『ろく刀(とう)』が発売されました。その切れ味や・使い勝手をFannnova編集部が撮影サンプルを使って試してみました。
手に負担をかけない軽さがいい
「包丁は鋼でないと!」と頑なに思っていたのは編集部員の私です。職人ものに弱く、鋼の包丁は職人の手仕事で作られていて、ステンレスの包丁は機械で簡単に作られるものだと思っていました。そうではないのですね。ステンレスも職人によって作られている!それを教えてくれたのが『ろく刀』でした。
わが家にあるのは、『ろく刀』ペティナイフと同じサイズの鋼の包丁。刃渡り15センチで、柄の長さも同じです。違うのは、柄の材質と全体の重さ。そして、手にしたときの手の感覚…。
『ろく刀』で切ったのは、ピーマン、ミニトマト、サラミ。シンプルに、ピザの材料です。たったこれだけですが、軽くて、切れ味も抜群。今、使っている鋼の包丁のほうが重いので、そう思うのかもしれませんね。手に負担がないですし、何より切れがいいので、料理が楽しくなります。ほかの野菜もいろいろ切ってみたくなりますね。
出来上がったピザは、『ろく刀』牛刀で切りわけます。ピザカッターでなくても、サクッと台まで切れました。
どちらも想像以上の使い心地!ステンレス包丁は機械で作られていて、切れ味は甘いというのは、根拠のない先入観だったのですね。
よくよく聞くと、『ろく刀』はステンレスとはいえ、職人による純国産の包丁だとか。それも鎌倉時代から700年の歴史をつなぐ刀鍛冶の技を活かして、作られているそうです。ステンレスという新しい素材をいち早く取り入れて、家庭で使いやすいように、それでいて、職人の技を最大限に活かした逸品。使い手を思う職人の心意気が生んだ包丁だったのですね!
まったく失礼な思い込みをしていたことに、この場を借りて謝ります。申し訳ありませんでした…ホントに、そんな気持ちでいっぱいです。
「初代 和の鉄人」の道場六三郎さんが惚れ込んでコラボする意味がよくわかりました。切れ味や使い勝手はもちろんのこと、同じ職人としての伝統を守る心、使う人や食べる人への思いやりに、共感があったのでしょう。
今なら限定特別価格で販売中
私には、サイズ的にペティナイフが使いやすかったです。切れ味はどちらも抜群でした。うちの旦那に牛刀かな?2本セットはお得だと思います。サンプルでも十分に切れ味を実感できました。私もついポチっと購入。
新年を新しい包丁で迎えようと思います。日本文化をつなげる職人の技と心が生きた包丁。大事に使っていきたいと思います。
「ろく刀」の詳しい詳細はこちらから
文/Fannova編集部