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最近、なんか家が狭くないですか…?
子どもが成長するごとにモノは溢れるばかり。学校から持ち帰る作品なども整理しきれないままだし、冬は洗濯物も増えて片づけが追いつかないし…。収納が少なくて床に散乱しているおもちゃを踏んで痛い思いをしたのは1度や2度ではないはずです。
ごちゃごちゃした家だと、どうにも在宅ワークははかどらないし、気持ちも休まらない。この状況、さすがにそろそろしんどくないでしょうか。
こんな時代だからこそ、UR賃貸住宅ってありじゃない?
これまでなら子どもの入学するタイミングで「そろそろ家でも買おうか」なんて、夫婦で住まいの話題があがるもの。それが、コロナ禍が落ち着いてきたとはいえ、ここ数年で働き方が大きく変化しました。今後もテレワークが推奨されるのであれば、狭くて賃料の高い都市部に住むのがいいのかどうか…。
物価上昇に賃金低下なんてニュースを聞いていると「一生に一度の買い物を今すべきなのか」思わず尻込みしちゃいます。
そんな悩ましい時期だからこそ、住まいの選択肢のひとつとして知っていただきたいのが「UR賃貸住宅」です。
そう、「URであーる。」のテレビCMでおなじみの賃貸です。でも、実際どんな物件なのかよくわかっていない人も多いのでは?
UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理している賃貸住宅のこと。国の施策で建てられた公団住宅の時代から長い歴史があります。そのため、昭和30〜40年代の建物から最近建てられたものまで、全国になんと約70万戸も!
そして実は、UR賃貸住宅は、子育て世帯にとってお得な制度や子育てしやすい環境がたくさんあるんです!
そもそもUR賃貸住宅とは?一般的な賃貸住宅と違ってなぜお得なのか
▶︎初期費用がとにかく安い!「4ナシ」制度がお得過ぎる
まず初めから驚いてしまうんですが、UR賃貸住宅のすべての物件では「礼金」「仲介手数料」「保証人」「更新料」が必要ありません!これ、すごくないですか?
手狭になった住まいの環境を整えたいと思っても、特にネックになるのは入居時にまとめて支払う初期費用です。
一般的に入居時の初期費用としてかかるのは、主に敷金(家賃約2か月分)+礼金(家賃約2か月分)+仲介手数料(家賃約1か月分)です。そこに日割りで家賃や共益費、火災保険料(1.5〜2万円程度が相場)、鍵の交換費用(1〜2万円程度)などが加わって、トータルで家賃6か月分くらいが必要といわれています。
仮に、月額15万円のマンションに引っ越す場合、一般的な賃貸住宅でかかる初期費用は約90万円!
でもURなら礼金も仲介手数料もナシ!なので、約45万円で済みます。つまり、一般的な賃貸住宅よりも初期費用は約半額!(※)ということです。
※例えば、家賃15万円の場合…
- 一般的な賃貸住宅の初期費用:15万円×約6か月分=約90万円
- UR賃貸住宅の初期費用:敷金(家賃の約2か月分)+日割りの家賃や共益費など(
家賃の約1か月分)=15万円×約3か月分=約45万円
さらに、UR賃貸住宅なら鍵の交換費用もかからないので、その分も節約できます。こうして試算してみると、差額の大きさに驚きますよね。
▶︎さらに、子育て世帯はお得な家賃プランが用意されている
「4ナシ」制度に加え、UR賃貸住宅では住む人の状況に応じて、お得な家賃プランも用意されています。
例えば子育て世帯に魅力的なのが「そのママ割」。これは同居する満18歳未満の子を扶養している、または妊娠中の世帯向けのプランで、3年間の定期借家契約ですが、対象物件が通常よりもお得な賃料で借りられるというもの。物件によって家賃は異なりますが、編集部調べでは対象外の物件よりも2割ほどお得になっている住戸もありました。
ほかにも「子育て割」や「近居割」、「URでPonta」など、お得な制度はまだまだいっぱい!ここでは語りきれないので、ぜひUR賃貸住宅のホームページで詳しくご確認ください。
費用がお得!なだけじゃないんです
ここまでご紹介した金銭的メリットも非常に気になるところですが、UR賃貸住宅は入居してからも実感できる嬉しい環境が整っています。一般的な賃貸住宅は、建物の設計から施工、管理、運営にいたるまで、各段階において担当する会社が分かれているところもありますが、UR都市機構はこれらすべてを一元管理しているので、住む人にとってのメリットがたくさんあるんです。
▶︎専任スタッフが清掃や植栽管理を徹底
UR賃貸住宅には「クリーンメイト」と呼ばれる清掃スタッフがいて、頻繁に敷地や建物内の清掃・設備の点検をおこなっています。また、緑豊かな住環境が魅力的な物件もたくさんありますが、その緑を守るために働く「グリーンマネージャー」もいます。見た目の美しさを保つために芝刈りなどをするだけでなく、たとえば台風対策として、危なくないように事前に木々の剪定などもおこなってくれるそう。
▶︎敷地内に安全な子どもの遊び場がある!
コロナ禍でお出かけもままならないなか、せめて自宅の近くで子どもを遊ばせてあげたいとは思うものの、都市部では安全な場所ってなかなかないですよね。
でもUR賃貸住宅の場合は、敷地内に公園やプレイロットを備えた物件が多数あります。しかも、敷地内は基本的に歩車分離がされているので、住区内に車が入ってくる心配もありません。これなら子どもを伸び伸びと遊ばせてあげられそう!
▶︎同じ間取りでも平米数が広め
UR賃貸住宅はファミリー向けの広々とした間取りが多く、一般的な賃貸住宅よりも部屋が広めに作られているのもメリットのひとつです。
例えば2LDKの場合、一般的な賃貸住宅は55~60㎡くらいですが、UR賃貸住宅は全国平均で65㎡くらいあります。仮に今よりも5㎡広くなるとしたら、どうですか。5㎡は正方形なら縦2.24m×横2.24mほどのスペース(約3畳分)。自分だけのリモートワークスペースにするとしても、十分じゃないでしょうか。
また、大容量の収納が充実している物件も多く、その分、部屋をすっきり、広々と使うことができます。
先ほどご紹介したお得な家賃プランの物件に入居すれば、今より広くて安い!は夢じゃないんです。
また、UR賃貸住宅はちょい郊外の物件も充実しています。リモートワークで住む場所の選択肢が増やせるなら、お得な家賃プラン以外の物件でも、都市部より広くて安い部屋だって見つかるかもしれません。
「狭い家を今すぐどうにかしたい!」という人も、「将来は家を買いたいけど、もう少しタイミングを待ちたい」という人も、初期費用も安くお得なUR賃貸住宅でいったん暮らしを整える、というのもありじゃないでしょうか。
でも内装も設備も古くて嫌だ…まだそう思ってます?
UR賃貸住宅は公団住宅のイメージがあるので、「でも古いんでしょ」という声が聞かれるそう。
たしかに古い物件もありますが、間取りや設備を現代の生活ニーズに合わせてリノベーションした物件や企業と共同プロジェクトで開発した住宅、都会の景色が一望できる都市部のタワマンなど、知られざる都市型物件も豊富に揃っているんです。
また、UR賃貸住宅では借主の退去ごとに状況を見て、壁紙や床の張り替え、畳の交換など、いわゆるリフォームや清掃などを行っています。「外観は古そうだったけど、中はすごく綺麗」ということも!
▶︎しかも、「原状回復義務」免除でDIYも楽しめる
インテリア好きの方は、自分たちの住まいを自分たちの手で作り上げたいという人もいるのでは。でも、一般的な賃貸住宅だと壁紙を変えたり、穴を開けたりなんて、できないですよね。でも、UR賃貸住宅ならできる物件があるんです。
UR賃貸住宅には「UR-DIY」というシリーズがあり、本格的に大規模なDIYができる「DIY住宅」、壁紙や床など表層部分のDIYができる「Petit DIY」、壁面のDIYに特化した「カスタマイズUR」の3種類の物件があります。
いずれも、事前にDIYプランを申請して承諾を得ることが必要ですが、プランニング&施工期間(入居までの3か月間)は家賃が無料(※1)に。また、一般的な賃貸住宅で必要となる「原状回復義務」が免除(※2)になるので、その費用は考えなくていいんです。だから、思いっきりDIYを楽しむことができるのです!
※1 共益費は必要となります。事前にDIYプランを申請して承諾を得る必要があります。1年3か月以上のご入居された方が特典の対象です。Petit DIY住宅、カスタマイズURは、3か月の家賃無料期間はありません。
※2 申込時に配布される「DIY住宅の手引き」の範囲を超えた施工、DIY承諾書に記載のない工事等については原状回復義務が発生します。
UR賃貸住宅は先着順!まずは検索を
現在、UR賃貸住宅は全国に約70万戸ありますが、一部の新築物件などを除いて、基本的には先着順です。ですから、気になる物件は早めに URにご相談してみてください。
まずはどんな物件があるのか、そして自分たちの家庭で利用できるお得なプランはないかなど、UR賃貸住宅のホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
イラスト/兒島衣里 協力/独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)