「家族の夕食を作らなきゃなのに、鶏もも肉1枚しか残ってない…」。そんなピンチも、料理好きのやすさんがインスタグラムで紹介したレシピがあれば大丈夫!ご飯食べすぎ注意の絶品おかずが今、話題です。
高3男子の息子も唸った!
「疲れて帰宅した日に冷蔵庫の中を見たら鶏のもも肉1枚しか入っていないときがあって。高3男子の息子を持つ家庭のメインおかずを作るには少なすぎるだろうと愕然としました。そんなときに思いついたのがこのメニューです」
材料たった2つの「じゃがいもと鶏肉のバター醤油」。作り方も実に簡単です。
まず、鶏もも肉1枚(約400g)と皮をむいたじゃがいも2個(約300g)をひと口大に切ります。鶏肉には片栗粉をまぶしておきます。じゃがいもは水に5~10分さらして水けをきり、耐熱皿に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分半加熱。上下を入れ替えるように混ぜ、さらに3分ほど加熱します。
中火に熱したフライパンに油をひき、鶏肉を入れて焼きます。8割ほど火が通ったらじゃがいもを加えます。鶏肉に火が通り、じゃがいもがカリッと焼けたら、醤油・みりん各大さじ3、酒大さじ1を加えて煮詰めるように炒めます。照りが出てきたら最後にバター適量を加えてサッと炒めれば完成です。仕上げに万能ねぎの小口切りを散らせば彩りも豊かになります。
「じゃがいもは野菜室に常にストックしてありました。じゃがいもに合う味つけといえばやっぱりバター醤油!これなら間違いないと作ったところ、夫や息子にも大ヒット。鶏肉が主役のイメージでしたが、ツヤツヤとした輝きを放つホクホクのじゃがいもが香ばしくてご飯が進み、何度もおかわりするくらい気に入ってくれました」
これからの季節は夏野菜でもイケる
じゃがいもを水にさらす時間をのぞけば、実質15分で完成するこのレシピ。使う具材を変えればさらに時短がかなうそう。
「じゃがいもの代わりに火が通りやすい長いもやカボチャを使うと調理の時短につながります。また、じゃがいもみたいに皮をむく手間が必要な野菜を選ばなければさらに手軽に。ちょうど今は夏野菜を楽しむこともできますし、トウモロコシやピーマンなどに置き換えてもいいですね。あと、食事制限などで炭水化物を控えたいという方には厚揚げを使ってヘルシーに仕上げるのもおすすめですよ」
やすさんは、普段多めに作って息子さんのお弁当のおかずにもよく使っているそう。晩ご飯のおかずに困ったときも、いろいろなバリエーションがつくれると思えるだけで気持ちも楽になりそうですね。みなさんも献立に困ったらぜひ作ってみてください。
PROFILE やすさん
高校3年生の男の子のママ。15分以内につくれて、簡単でもちゃんと美味しいメニューをInstagram(@yasu___recipe)で発信中。
取材・文/加藤文惠 画像提供/やす