自分の表情はなかなか意識できないもの。気づかないうちに、感情が顔に出てしまう人も多いのではないでしょうか? ネット上では、顔に感情が出る人の悪戦苦闘が繰り広げられていました。
感情が顔に出るのは悪いことなの?
保育士として働く女性は、「子どもに表情を見られて『怒ってる?』と言われます」とお悩み中。「感情がすぐ顔に出る体質なのかも… せめて子どもの前では出さないように気をつけたいです」と打ち明けています。
お悩み中の女性に対し、まず上がっていたのは励ましの声。「感情が顔に出ることもひとつの個性と捉えるべき」「感情をそのまま出してくれると、相手がどう思ってるかわかりやすい。逆に私は何考えてるかわからない人のほうが嫌!」「『裏表がない』と捉えたほうがいいですよ。気にしてると、また不安な気持ちが表情に出る」「素直な印象が持てるし、病気になったときは体調悪いのが周りに伝わるから便利」といった声が寄せられていました。
しかし否定的な声も少なくありません。「不機嫌そうな表情をされると、雰囲気が悪くなるからやめてほしい」「イライラを顔に出して周りに『察してほしい』というオーラを出すのって、あまりに幼稚なのでは?」「感情が顔に出る人って、実は周りにすごく心配されてますよ。治せないとしても、せめて自覚してください」「マイナスな感情を顔に出す人とはつき合いづらいよね」など、ひと目で不機嫌だとわかる人は悪印象だそうです。
顔に出そうだと思ったらまず「言葉」にすべき!?
では感情を顔に出さないためには、どういったことを実践すればいいのでしょうか? ネット上には様々な対処法があげられていました。まず多いのは「顔に出す前に言葉にするべき」とのアドバイスで、「不安や不満を、率直に言ったほうがよっぽど良いよ」「どんな不満なのか言葉にして、理性的に考える」「『我慢できないならはっきり言う、我慢できるなら顔に出さない』を徹底してみては?」などの声が。
次にあげられていたのは「普段から笑顔を心がける」という対処法。「笑顔を作るのが苦手でも、口角を少し上げるだけで機嫌が良く見えるはず」「不満そうな顔をするより、ニコニコしてたほうが印象いいよ。多少無理のある作り笑いでも大丈夫」といった意見で、周りの人にも好印象を与えられます。
他にも「声のトーンを高くする」「暗い気持ちになったら違うことを考える」「不安な気持ちを抱えているときはマスクをする」などのアドバイスが。明るく振る舞ったり、顔を隠すこともひとつの手なのかもしれませんね。
魅力的な笑顔を作れる「ウンパニ体操」
様々な対処法が上がる一方で、「マイナスな感情が出ないように気をつけても、とっさに笑顔が作れない…」といった悩みの声も多く上がっています。以前放送された『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)では、印象を良くするための秘訣が紹介されていました。
第一印象を良くしたり、好感を持ってもらうために重要なのは「口元」。笑ったときに「頬壁」という口内の肉が見えると、印象が良く見えます。ここを鍛えることでより好感の持てる笑顔が作れるように。それでは頬壁が見える笑顔を作るトレーニング「ウンパニ体操」を見ていきましょう。
1. まず口を尖らせて「ウー」と発声 2. 顔全体を中央に寄せながら「ンー」と発声 3. 驚いた顔をして「パッ」と発声 4. 笑顔で「ニッ」と発声
「ウンパニ体操」を続けていくと、とっさに作った笑顔が自然なものになるかもしれません。誰が見ても快く思えるような表情を心がけたいですね。
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文/牧野聡子