娘想いの母親をもつ心優しい主人公。一見その親子関係は穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。
「毒親」「自立」「恋愛」をテーマとした、福々ちえさんの贈る『息苦しいほどやさしいママと逃げたい娘のお話』。
悩みつつも前進していこうとする主人公、その先にあるのは…?
【第26話】「それから彼は家に来なくなった」些細なことで離れた気持ち
自分の正直な気持ちを伝えたところ、彼は浮かない表情。このまま好みをあわせていたら正解だった?これから先面倒なことは言わないのが正解?
「気を悪くさせちゃってごめんね」
また本音を言えない“いい子”の私に逆戻りしてしまった。そのうえ本音を伝えたことで、彼の気持ちまで離れていってしまったのでした。
作/福々ちえ