麺がくっつかないようにするポイントは?
レシピができるまでには失敗もあったというジョーさん。最初は加熱が終わったパスタに卵をかけていたけれどそれだと固まってしまうので、別のボウルに卵をといておき、パスタをそこに入れる形にしたそう。そうすることで卵のとろけるおいしさを感じられる仕上がりになったそうです。
「熱い麺と卵を混ぜるときは、必ず10秒待ってから混ぜるようにしてください。混ぜるときはトングではなく、右手と左手に箸を1本ずつ持ちかき混ぜるのがおすすめ。そうするとベーコンが散らばり、底に溜まったソースと麺が絡みやすくなります」
失敗パターンでよくあるのが、麺がくっついてしまうこと。そんな失敗を防ぐためには、事前に2つのポイントを押さえておく必要があります。ひとつは、水とパスタを容器に入れた段階で乾麺を容器にまんべんなく広げること、もうひとつは、パスタのゆで時間をレンチン後“プラス3分”のところで残りの水量を確認することです。
「耐熱容器に具材を入れたら、パスタがなるべく重ならないように広げ、レンチンしてください。
パスタのゆで時間プラス3分で加熱しますが、電子レンジによってパワーが異なるため、麺が固かったり水が余っていたら追加で加熱してくださいね。加熱しすぎると失敗のもとなので、“プラス3分”のところで様子を見ながら熱を加えましょう。
加熱の目安は水分が残らないくらい。水分が残っているようなら、20秒ずつ加熱して様子を見てください。少しくらいの水分なら、麺が吸ってくれるので大丈夫ですよ」
使用するパスタは100円ショップで売っているものなど、「高級すぎない麺」のほうが電子レンジ向きだそうです。高級な麺の場合、ソースを絡みやすくする工夫がされていることがあり、かえって失敗の原因になることが。